公演振り返り②ピオネロアカデミー生徒たちの出番!

ピオネロクリスマス公演
2曲目はタンゴスという曲種です。

前半はタンゴス デ マラガ
マラガ地方のタンゴです。

ゲネプロより

後半はみんなでタンゴス デ トゥリアーナ
フラメンコのワイワイ楽しい感じが出せたらいいなと。

バックの画像はトゥリアーナの景色です^^

3曲目は
ソレア ポル ブレリアス
歌い手うっちーさんが初めに夜明けの歌を歌いました。
踊りの最中に太陽が昇るイメージで設定です☀️

2部の初めはグアヒーラス
南米キューバで生まれたフラメンコの曲種です。
南米らしく、明るく、華やかな曲です^^

アバニコというスペインの扇子を使って踊るのが一般的です。

ここまで、踊りは生徒たちにお願いしました。
フラメンコは踊りの形の上手・下手は一切関係ありません。
一見きれいな形を作れることが、体がよく動くことが、イコール踊れると思いがちですが、フラメンコに関してはそれは違います。

舞台をご覧いただいた方々にはお分かりかと思います。
フラメンコのキャリア=ただできることがキャリアが浅い人より多い、というだけです。
フラメンコに必要な技術は多岐に渡ります。
その中で、綺麗な形で踊れてよく体が動く、というのは非常に優先順位は低いです。

それがフラメンコの面白く、素晴らしいところの1つです。

では何が必要なのか?
それは今できることはやること。
できるはずなのにやらないというのは多くの人の中にありますが、舞台に立つ人にはここは強要します。
自分を認めてさらけ出すこと。
フラメンコの共通言語であるコンパス、リズムを理解して常に学び続けること。

フラメンコに限らず、ステージに立てば、その人の性格や生き様など隠しても簡単に透けて見えます。

フラメンコを通して、アカデミーの生徒たちが本当の意味で自分を慈しみ、好きになり、同じように周りの人を愛して調和することを身につけていただけるようなアカデミーにしていきたいな、と思います^^

そして来年はもっと沢山のライブの場を生徒たちに経験させてあげられたらなあーと思います。

続きはまた次回の記事で〜^^